salon de daddy’s diary

このブログでは私自身が結婚以来、悩んできた夫婦関係や家庭での父としての在り方、育児のかかわり方への悩みなどへのひとつの答えを、自分が学んできたことと自分の体験談を元に発信していきます。

これからdaddyになる人に知ってほしいこと3 <妊娠・妊活について>

いつかでも、今すぐにでも子どもを欲しいと考えている人へ

 

父になるための最初のステップを忘れていました。

それは妊娠について

 

先日、小泉進次郎さんと滝川クリステルさんの結婚報道がありました。滝川さんは既に妊娠しているそうです。このような報道があると、40歳になっても、またはそれを過ぎても妊娠できるんだなと思ってしまいます。実際に私の知人はそう思っていて、パートナーに対して40歳過ぎたら子ども作ろうよと話していたほどです。

今日は妊娠、妊活について男性に知っておいてほしいことをまとめます。

 

1. 妊娠の確率は年齢と共に減少する

日本生殖医学会のデータによると

http://www.jsrm.or.jp/public/funinsho_qa18.html

妊娠と年齢には関係性があり、年齢が高くなればなるほど妊娠しづらいといえます。その傾向は35歳を過ぎると顕著になり、自然妊娠だけでなく、体外受精などの生殖補助医療を行っても妊娠する確率が下がります。また高齢出産といわれる年齢は35歳以上です。40歳を過ぎて妊娠しているニュースなどが報道されるとき、自然妊娠の場合もあるとは思いますが、多くは不妊治療にかなり取り組んだ結果だと思います。

男性はニュースの報道ではなく、学会等で出している統計的なデータをまずは見てほしいです。

2. 年齢と共に妊娠が難しくなるのは男性も同じ

女性の年齢ばかりに目がいきがちですが、男性の加齢も妊娠に影響します。

2018年にNHKで放送されたクローズアップ現代では、精子の老化に関して特集が組まれました。

自然妊娠に必要な精液の目安は1,500万/mL(精子の濃度)、運動率40%といわれています。

番組では20代~50代の男性の精液を測定。20代の男性は医師にこれまで見た中でも最も濃く運動率も高いと評価されていました。30代の男性では運動率が目安を下回ったり、濃度が1/3にも満たない場合があったりと、加齢に伴って精液の濃度や精子の運動率が低下していきます。精液が出ているから大丈夫というわけではなく、精子の濃度や運動率が重要です。そしてこれは検査してみないと中々わかりません。

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加齢と共に精子の質は下がっていきます

3. 今すぐじゃなくいつか欲しい、だとしてもまずは検査を

妊娠しづらいことの原因は女性、男性どちらにもあります。男性は100人に1人は無精子症だといわれています。原因は精子を送るまでの器官に何か異常があるか、精子を産生する能力が著しく低下しているか、主にどちらかです。

これは精液が出ないこととは違うので、検査してみないとわかりません。

検査をしてみて、何らかの異常が見つかった時、女性として、男性として否定されたような気持になるかもしれません。

でもそこに善悪の概念はなく、じゃあどうするのかを二人で向き合って話し合っていくことが重要です。いつまでに欲しいのか、そのために今できることは何か、互いに寄り添っての話し合いが必要です。

その話し合いが30代後半や40代でするのと、20代でするのとでは選べる選択肢もかなり違ってきます。

4. 父になる人へ

女性は男性の子どもを命がけで出産します。医療が発達した現代ですら、出産は命がけです。命をかける行為に対して、どこか軽く考えてないでしょうか。

子どもの話、妊娠の話に対してちゃんと向き合いましょう。

5. 参考文献

妊娠について女性だけが、男性だけが取り組むのではなく、夫婦一緒に取り組むために読んでほしい書籍を2つ紹介します。

 1. 72時間!みんな変われる魔法の妊活

妊娠に関する基本的な話はもちろん、二人の関係性がすごく大事であることを分かりやすく解説しています。セックスレスについても言及しています。不妊治療を始めるとしてもセックスレスじゃなく幸せなセックスができているほうが妊娠確率は上がるようです。また幸せなセックスはリラックスしていますから、男性の精液の量と質が上がるようです。夫婦で読んでほしいけど、男性にこそ読んでほしいです。

 

 2. 「子宝地図」で赤ちゃんを授かる!

宝地図というワークを使った妊活方法が書いてあります。宝地図による願望達成や引き寄せの効果も素晴らしいのですが、夫婦の将来についての記述がすごくためになります。子どもがいる家庭と子どもがいない家庭、どちらでも幸せな地図を描けるかどうかを二人で話し合うことが重要と書いてあります。子どもができなかったら、いなかったら不幸でしょうか?違いますよね。大事なことを教えてくれる本です。

6. さいごに

妊娠に関する話題は中々人に話せないこと多いからか、夫婦で妊娠を目指しても男性が何をしていいかわからないことが多いように感じます。女性は病院で受診していたり、様々な妊活の書籍を読んでいる気がします。

もし、妊娠に関する様々なことで悩んでいる人がいらっしゃいましたら、下記までご連絡ください。何か力になれることがあるかもしれません。

https://forms.gle/sEa6UfrZhTiRNHq28

7. 関連ページ

妊娠後の女性の変化についてまとめたこちらもご参考ください。

salondedaddy.hatenablog.com

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