salon de daddy’s diary

このブログでは私自身が結婚以来、悩んできた夫婦関係や家庭での父としての在り方、育児のかかわり方への悩みなどへのひとつの答えを、自分が学んできたことと自分の体験談を元に発信していきます。

親父の背中と限界突破が強い男を育てる

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こんにちは、サロン・ド・ダディです。

今回は男の子の育て方について、私が師匠から教わったことをまとめます。

師匠から教わった時はちょうど長男が生まれたときで、一生懸命学びました。先月生まれた子どもも男の子。学んでて良かった・・・。

 

父親の立ち位置、父親の強い背中が強い男を育てる

幼児教育25年の師匠は以前からよく「最近の母親は男の子を育てるのが苦手」と話していました。

昔から言われてて、今もよく言われることとして、「娘は母をコピーして育つ」というのがあります。

だから母が常に明るい人であれば、娘は明るく育つ。母がしっかりしていれば、娘もしっかり屋さんになる、母自身が輝き生きれば娘もそうなるということです。

 

じゃあ男の子は父をコピーして育つかというと

 

残念ながらそうはならないようです。

「重要なことは父親の立ち位置」と師匠はいいます。

 

家庭の中での序列が、男の子を育てるのには重要です。

こういうとサルやゴリラのようですが、人間も元々サルですから、そういうところがあるのかもしれません。

 

息子にとって最初の恋人は母親といわれます。でもそのまま本当の恋人のようにしていたら、息子はずっと親から自立できません。

逆に母親の恋人は誰でしょう?

 

もちろんお父さんです。

 

母は「私の好きな人は夫」であることを息子に見せないといけません。また父親も大切な妻を笑顔にし、守ることを息子に見せないといけません。すると息子は父をライバル視して、親父を超えてやる!と強くなってやる!となるわけです。

ここで息子がかわいそうだからと、なにもかも息子優先にしてしまうと・・・

 

家族という群れの中で、息子がボスになります。

それは母から自立できない男の誕生です。父親が叱っても、5歳の時に追い出された昔のボスという扱いをされて、親の言うことに聞く耳を持ちません。

 

家庭の中では父親がボスであるということを息子にみせていかないといけません。令和の時代に昭和の家庭かよというツッコミがありそうですが、知り合いの家族にその事例を見ているので、その通りなんじゃないかなと個人的には思います。

 

また最近、反抗期に反抗できない子どもが増えているといいます。それは父親が家族のボスであり、そのボスに若いオスが立ち向かっていくという構図がなくなったからではないでしょうか。思いっきりぶつかれる父親が少なくなっているのではないでしょうか。

反抗期に思いっきり反抗できないと、自分の頭で考えて行動する人間になりません(この辺の話はまた別の記事で)。

 

父親がボスですから、親子で寝るときは真ん中が息子ではありません。

父親/母親/子どもたち、という順序です。

 

とにもかくにも父親の位置を明確にすることが重要です。

父親たちも家庭の中で小さくまとまらないようにしたいですね。

 

次に大切なのが「限界突破」です

強い男とは壁が出てきても乗り越えられる男です。限界が見えてもそれを超えていける男です。

 

小さい時からそのような経験をさせるためには、「下駄を履かせないこと」「言葉は優しく、はげましつつも在り方は厳しく」が重要です。

 

下駄を履かせないということは、かわいそうだからとハードルを下げないということです。

そして何度もチャレンジしてうまくいかないとき、優しい言葉ではげましつつも、在り方は厳しくする。「うまくできなかったんだね。そうなんだね。頑張ってるんだね。じゃあもう一回チャレンジしてみよっか。」みたいな。言葉は優しいけど、結局はチャレンジさせていく在り方が重要です。

 

そしてチャレンジがうまくいったら、すごい!と褒める。

特に考えと行動について褒める。

 

スゴイ!と言われたら、次はもっと難しいことを大きなことに挑戦して喜ばせたいと男の子は思うのです。大人になっても大体同じです。

 

これもいずれブログにまとめますが、

男の子の育て方は男性の扱い方と同じです。

5歳の男の子と50歳のオジサンは本質的には一緒です。

強い男の子を育てる母親は職場でも男性の部下をうまく育てられます。

 

男の子の育て方のポイントは他にもありますが、まずはこの2つ意識してみてはいかがでしょうか。