「待つ」こと、それが最初の一歩
先月生まれた次男はお陰様ですくすくと育っています。
長男は1ヵ月健診の時に看護師や医師から「おっきぃぃぃ!!!」という褒め言葉をいただいていますので、次男も普通より大きくなるのでしょうか。
とにもかくにも元気で育ってほしいことを願います。
さて、今日は0歳児の躾(しつけ)についてお伝えします。
0歳児からも躾(しつけ)がある
躾といっても、何かを教え込むというよりは人として、その子「らしく」生きていくのに必要な本質的なことをじっくり伝えていくという感じです。
師匠はしつけとは自己を律する力(自律)、自他ともに肯定する力(自信)、責任をとる力(自立)を育てることだといいます。
1年の間に1つを7~8歳ごろまで(合計8つほど)に身につけさせれば、その子「らしく」生きていくことができます。
まずは「待つ」こと、0歳~1歳までゆっくり時間をかけて教える
赤ちゃんはおっぱいが欲しい時、おむつが汚れているとき、泣くことで母親を呼びます。0~4ヵ月ほどではあまりみられないかもしれませんが、少し大きくなってくると、自分に注目してほしいがために泣くことがあります。
例えば、赤ちゃんのそばで何か仕事をしていて、そこに急な来客があって、玄関のほうに向かうと赤ちゃんが泣きだすなどです。
その時、すぐに赤ちゃんの方に向き直して抱っこしに戻るのではなく、声掛けしながら、少しの時間をあえて待たせる。
「ちょっと待っててね、すぐ行くからね~」と子どもに意識を向けて、声をかけながら、少しずつ待たせる時間を延ばす。
大事なのは絶対に無視せず、子どもに意識を向け続け、声をかけることです。
自分は赤ちゃんというのは言葉をしゃべれない、自分たちと同じ人間だと意識するようにしています。赤ちゃんだから、きっとわからないだろう、伝わらないだろうとは考えないようにしています。
実際、言葉を発せなくても子どもはちゃんとわかっています。お腹の中にいるときですら、誘発剤打ちますと医者に宣言されたら急に降りてくるのだから、きっとわかっているんです。
この「待つ」ということは「小さな我慢」を覚えることです。
2歳になると自分の思うようにならないことに対して、怒りをぶつけます(うちの長男はまさにこの状態)。親に対して自分の我(が)を通そうとします。親が自分の思い通りに動かないことに怒ります。
これは親と子の関係が逆になっています。「小さな我慢」を重ねていくことで解消されていきます。
首が座って、少し大きくなってきたら「待つ」ことを教えてみてください。
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