salon de daddy’s diary

このブログでは私自身が結婚以来、悩んできた夫婦関係や家庭での父としての在り方、育児のかかわり方への悩みなどへのひとつの答えを、自分が学んできたことと自分の体験談を元に発信していきます。

自分の家庭だけでなく、育ち合いが大事

f:id:k-g-sekita:20191116020454j:plain

近年はSNSの発達と共に人々は繋がりやすくなりました。一方で孤独を感じることが増えたように思います。

師匠と雑談していると、今のお姑さんはお嫁さんがピリピリと張りつめて育児をしているのにどう接したらいいか悩む人が多いといいます。自分たちのときも決して楽ではなかったけども、こんなことはなかったと。

 

私はその原因に「孤独」があると思います。

 

以前はインターネットで繋がらなかったからこそ、顔を突き合わせての人付き合い、深い人間関係が形成されていました。今はそれが必ずしもないとは言えませんが、少なくなっているのは事実。たくさんの人が生活する東京、近所に住む人に挨拶する人はどれくらいいるでしょうか、近所の方に子どもを預けられるほどの関係性になっている方はどれくらいいるでしょうか。

 

インターネットで互いにつながることができ、何もかも見えてしまう世の中になって、一層孤独を感じてしまうようになりました。

この孤独が子育てでは精神的な負荷をかけてきます。

 

最近、妻が「1人で1人の子どもを育てていたときより、2人で2人の子どもを育てている今の方がずっと幸せ。それは楽しい時も、つらい時もそれを分かち合える人がそばにいるから。育児していてつらいのは肉体的な負荷よりも精神的な負荷。」と話していました。

仕事をしていれば、誰かとコミュニケーションをとることは普通です。

 

仕事をしているほうが楽という意見は、仕事をして入れば孤独じゃないからというのもあると思います。仕事は仕事でパワハラ等で精神面を病むこともありますが・・・。

 

でも育児だけになってしまうとそうもいかず。

ではだれか友達を作ればと、地域の集まりに出かけても少し面倒に感じて、深いつながりにはならず。

 

家にいるときはなるべく妻と話をして、孤独を紛らわしたり、妻が一人で出かけられる時間を作ったりすることが大事だと思います。

 

「話を聴く」何度も出てきますが、家庭での在り方としてこれが最も大事なのではと思う日々です。

 

追記

人生を豊かにするには親友と呼べる人間関係を作ることだと思います。

育児でも同じで、家族ぐるみで付き合う友人を持つことが大事だと思います。子どもには子どもの社会性があり、自分の家庭だけでなく複数の家庭でどこかに遊びに行くことでそれが培われます。またタイトルにある孤独からも解放されるのではないでしょうか。

最近読んだ本には、他人と関わらずに自分の家庭だけと、楽に済むような生き方をしてるんじゃないと書いてあり、は!っとしました。「育ち合い」が大切ですよと。

サロンで話すのもいいけど、父親と子で集まって、どこかに行く、遊ぶ。そういうイベントを今後開催していこうと思います。