男性トイレにオムツ交換台を!
こんにちは、サロン・ド・ダディです。
今日はTwitterで話題の男のオムツ替えについて
最近、父親一人で幼い子供を連れて外出する人をちらほら見かけます。
少なくとも10年前と比べたらその数はずっと増えていると思います。
でも、困ったことに、社会の認識がそれにあまり追いつていません。
その一つが
男性トイレにオムツ交換台がないこと
新しめの大きなショッピングモールとか、ちゃんとしたホテルとかは割と大丈夫です。でも、普通のファミレスとか、コンビニとか、駅のトイレとかでは男性トイレにオムツ交換台がないことがほとんど。
ちなみにちょっと前に長男と行ったディズニーランドはさすがでした。
ちゃんとありました。男性トイレにオムツ交換台。キャストの人も「おむつ交換は男性トイレでもできます!」と案内するくらい。コーヒーカップに乗る直前に長男がもよおし、臭いがコーヒーカップの回転と共に散らばりました。あの時の他のお客様には大変なご迷惑をおかけしたかもしれません。
コーヒーカップ降りてトイレに駆け込もうとすると、女性のほうはものすごい行列です。男性のほうは並んではいるけども、オムツ交換だったら入れますよという状態。本当に助かりました。
でも世の中みんなディズニーランドのようではなく、「育児は女性がするもの」という認識のもと、オムツ交換台は女性トイレや授乳スペースについていることがほとんど。
多目的トイレがあればセーフですが、それもないと、個室の方に入って、蓋閉めて、立たせて変えるのが限界。和式だったり、まだ立てない子だったらそれも無理。どこかに座って自分の膝を広げて、そこに子どもを置いたら、いけるか・・・どっちにしてもきつい。
父親一人で子どもとお出かけ中に交換できるところがどこにもないと悲惨です。
最近ではその現状を変えようと、
キャンペーン · ヨドバシカメラは男性トイレにもおむつ交換台を設置してください!! #俺のおむつ交換台 · Change.org
こんな運動ができています。一ヵ月半で1万人以上の署名を集めたそうです。
ちなみに世界を見渡すとニューヨーク州では設置が義務付けられました。
男性が育児に参加するのがもっと当たり前になってくれば、状況は少しずつ改善されるのかなと思います。
紹介したキャンぺーンにあるように、男の子釘付けのおもちゃ売り場がある家電量販店では設置してほしい限りです・・・。
サロン・ド・ダディではこのうような悩みをお互いに共有できるようなサロン(子どもももちろん参加OK)を定期的に開催していきます。仲間がいればそれだけで安心できるところもあります。
これから父親になる人は様々アドバイス、失敗談を聴けるかもしれません。
是非ともよろしくお願いします。
授乳は毎日500kcal消費する
こんにちはサロン・ド・ダディです。
今日は授乳について、父親たちに知ってほしいことを書きます。
まず母乳について
母乳は赤ちゃんにとって必要な栄養素(ビタミン、ミネラル、タンパク質、脂質、水分など)が含まれているだけでなく、赤ちゃんを感染症から守るための抗体も含まれています。赤ちゃんにとってのスーパーフードです。母乳に含まれる成分は今なお、世界中で研究が進められており、本当に様々なものが含まれています。専門用語ですがmicroRNA(遺伝子の発現に影響を与えるもの)なんかも1000種類以上含まれているらしい。母乳すげぇ。
この母乳、個人差はあれどおよ100mLで65kcalです。
仮に1回の授乳が100mLだとして、3~4時間おき、一日に6~8回だとすると約500calを赤ちゃんは摂取していることになります。
この500kcal、どこから出ているか、もちろん母乳を出す母親の身体からです。
母親は毎日授乳によって500kcal消費しています。
もし、運動で500kcal消費しようと思うと・・・
- 水泳平泳ぎで約50分
- サーキットトレーニング約60分
- ランニング1時間以上
などに相当します。さらに授乳は3~4時間間隔で昼も夜も関係ありません。授乳後に赤ちゃんがすぐ寝てくれればいいですが、そうもいかず、次の授乳まで抱っこしっぱなしで起きているときもあります。
授乳は産後の女性の身体にかなりの負担をかけます。
授乳だけして、母親は楽な生活を送っていると、ありえない勘違いしている男性は毎日上記の運動を約1年間またはそれ以上続ける自信はあるだろうか。
たぶん無理だろう。自分は無理です。
授乳について知っていれば、女性にかける言葉や思いやり、意識が変わるはず。
世の男性には知っておいてほしいです。
授乳について調べていると、「母乳育児ダイエット」という単語をよく見かけます。これを見るたびに女性というか母親って逞しいなぁって思います。女性は強い。
また母親が摂取している食事は母乳にもかなりの影響を与えます。そのせいか大学病院などの両親学級などでは、母乳のみじゃなくてミルクも上げるようにしてほしい(ミルクは栄養素のバランスが完全に計算されたものです)と指導されます。恐らくずーっと栄養状態がいい母乳を出すのが難しいと病院側が考えているからだと思います。
授乳中に摂取した食事が自分の血肉になるだけでなく、赤ちゃんの血肉にもなるとしたら、どんなものを食べますか?
添加物とかどうのこうのの前に、まずはタンパク質、脂質、糖質のバランスをしっかり考えた食事にしてほしいなと思います。添加物控えようと思うのはそのあとです。
授乳に関して、消費カロリー、食事などの観点でまとめてみました。
男性にも是非知ってもらいたい内容です。
独りにならない
こんにちは、サロン・ド・ダディです。
この土日、妻が学会参加のため両日ともに6時間ほど不在でした。
土曜日は午後一人で2ヵ月の次男を見て(授乳はできないのでミルク)、夕方は保育園に預けている長男を迎えに行くことに。
日曜日は私の実家に連れていき、長男は大好きな祖父と遊び、次男は祖母と私とで見ていました。
土曜日の保育園のお迎えは私一人で行くなら次男を抱っこしたまま迎えに行かなければならず、保育園が徒歩で行くには遠い、イヤイヤ期真っ盛りの2歳とちゃんと帰れるか不安、などの理由から、今回初めてファミリーサポート(以下、ファミサポ)という制度を使いました。
ファミサポは区ごとで使用できる行政サービスです。
子育てで援助を受けたい方と子育てで援助したい方をマッチングする有償のボランティアです。
1時間800円ほどで、民間のサービスよりも安い料金になっています。
地域密着型で家の近所に住んでいるボランティアの方が徒歩や自転車などで来て、親が出かけるときに一時的に子どもをみてくれたり、保育園の送迎をしてくれます。
初めての利用ということもあって、妻があらかじめ面談してくれた方が今回は来てくれました。
自転車で来れる範囲に住まわれていて、子どもは既に独立されており、娘さんの子どもがちょうど生後2ヵ月くらいだそうです。次男とほぼ同じくらいでした。私が長男のお迎えに行っている間に、次男の見守りをお願いしました。
知らない人が見て、抱っこして泣くかもという不安をよそに、お迎えから帰ってきたらボランティアさんの腕の中でぐっすり寝ている次男が。
長男は緊張しながらも挨拶して、そのまま次男を見てもらいながら、長男は食事。
ボランティアの方が来ていたせいか、遊び食べをすることもなく、美味しそうにご飯を食べていました。普段はもっと時間がかかるのに・・・。
ボランティアの方には子どもを見守っていただいただけでなく、子育ての経験談を色々聞くこともでき、大変ありがたかったです。
これは今後も是非とも使用したいサービスですね。
師匠の教えでもありますが、子育てを全部親がやる必要はなく、苦手だったら、得意な人に任せればいい。保育園や今回のファミサポのようなサービスを利用したり、家族・友人の子育てが得意な人、好きな人にお願いする。
無理して、子どもに笑顔を見せれなかったり、イライラしてしまっては意味がない。
なんでもかんでも独りでやらずに、みんなで育てていく意識を持てばもっと育児が楽しく、幸せなものになっていくと思います。
サロン・ド・ダディに来る父親たちも、サロンに一緒にくる子ども共に育てていく、そんな環境にしていきます。
育児を独りでやらない。独りにならない。
今後、事あるごとに意識していきます。
安心感と感謝の経験が自己肯定感を養う
こんにちはサロン・ド・ダディです。
写真は2歳2ヵ月の長男が最近作ったブロック。朝ごはん食べてから黙々と組み合わせて何を作っているのか見てみたら、できた!との声が。
2歳でこれがすごいかどうかは置いといて、黙々と集中して取り組んでいたことにすごいなぁと思いました。夢中で取り組んだことに「すごい!」と褒めると長男の顔がニンマリ。
最近は褒められていることがわかってきたのか、親から褒められたり嬉しいことがあったりすると、顔がニンマリします。かわいいですw
少し前の話ですが、先週の土日は2日間丸々勉強してきました。
それは育児だけに関することではなく、自分自身の自己肯定感、思考の癖、潜在意識が求めているものなどを探求していくものでした。
思考の癖は自分だけでなく、相手のことも探求し、身近なことでいえば女性へのプレゼントで何が喜ばれるのか?それがわかる。だからミスコミュニケーションが減る。妻が笑顔になる・・・^^
今月の茶話会(10/26、14時~16時、池袋)ではその話を参加してくれたひとにシェアしたいなと思います。
自分自身の自己肯定感を探求していく中で、子どもの自己肯定感の高め方について知識として知っておいたほうがいいことを学びました。
1.3歳までは沢山抱っこする、ハグする
こちらの記事でも書きましたが、子どもの自己肯定感で重要なのは「安心感」です。
親の抱っこで安心感が得られると、子どもの自己肯定感は自動的に高まっていきます。
親の笑顔⇒安心感⇒ここにいても大丈夫⇒相手(親)が笑ってるから大丈夫⇒周りは安心できるところ⇒世界は安心できるところ、となって自己肯定感が高まります。
親が笑顔でたくさん抱っこする。
ちなみに赤ちゃんの時は縦抱っこと横抱っこがあります。うちの長男はそうだったのですが、横抱っこでは泣いてしまい、縦抱っこにする機会が多かったです。
縦抱っこは赤ちゃん自身が自分で親を掴めますが、横抱っこは相手に全てをゆだねないといけません。横抱っこで泣いてしまうのは緊張感を持ってしまっているから。
できれば横抱っこで赤ちゃんが泣かないように、すべてをゆだねてもらえるように抱っこできるといいですよね。
私の横抱っこはどこか不安定なのか、うまくできず、泣かれることがしばしば。妻や妹の横抱っこは気持ちよさそうに寝ています。私の腕の中でも眠ってもらえるように修行です。
あと個人的にですが、赤ちゃんや子どもを抱っこするときに、もしイライラや不安、焦りなどのネガティブな感情があったら、深呼吸してから抱っこするようにしています。たぶん肌を通して伝わっちゃうんじゃないかと勝手に思っています。とても安心感を与えられない気がして、必ず深呼吸しています。
2.5歳になったらお墓参りに行って、自分の先祖の話を聴く
5歳になると時空概念を理解できるようになります。つまり、過去、現在、未来を区別して理解することができます。
この時期になったら、自分のおじいちゃん、おばあちゃんがどんな人で、どんな想いで生きてきたかという話を聴かせ、自分が両親、祖父母、先祖の愛によってここに立っていることを伝えます。
そうすると、例えばお墓で亡くなったおばあちゃん、おじいちゃんに手を合わせることができます。この見えないものへの感謝の経験が自己肯定感を高めるうえでとても大切なんだそうです。
自己肯定感をあげるのは幸せになるため、それには感謝の気持ちを持つことがとても重要です。ここで詳しくは書きませんが、関連する書籍を一冊でもパラパラめくれば、ほとんどの本にそのことは書いてあるはず。
大人の私たちは感謝の習慣を持ちましょうと言われたら、習慣にできるかどうかは別として、感謝の気持ちをもつことができます。
しかし、子どもにはそれが中々伝えるのが難しい。そこでおじいちゃん、おばあちゃんのおかげであなた(子ども)が存在することを教える。そして目に見えないものへの感謝を伝えいてくんですね。
2日間で学んだことの一部をまとめてみました。
見えないものへの感謝の気持ち、親である私も忘れないようにしていきたいですね。
サロン・ド・ダディでは毎月父親が参加する(子どもと一緒はもちろんOK)茶話会を開催しています。
今月は10/26、14時から16時まで、池袋にある幼児教室で行います。
参加者の悩みを共有するのももちろんですが、毎回決めたテーマについて話します。
今回は「妻を笑顔にするプレゼント」について、参加者同士で探求します。
申し込みはこちらから!
よろしくお願いします^^
まず聴く、どこからどこまでやるのか明確にして取り組む
こんにちは、サロン・ド・ダディです。
今日はつい先日、子どもが産まれた新米daddyからの相談への回答です。
「赤ちゃんの沐浴ってどうしたらいいの・・・」
最初は緊張しますよね。
抱っこからして、どうやって抱けばいいのか、あたふたします。長男のときは私もそうでした。
慣れる! しかない
母親でも父親でも最初はみんな新人ですから。やっていくうちに慣れればいいと思うんです。怖がってやらないでいるのが一番よくない。
とはいっても、ということで
まずは沐浴のやり方そのものを調べましょう。
事前学習です。
最近はyoutubeで動画でやり方を見れます。便利な時代になりました。
以上です。
と言ったら、何も意味ないので。
サロン・ド・ダディとしての回答をします。
その新米daddyは奥さんが里帰り中で、毎週末に通っている状況とのことでした。
それなら普段は奥さんが沐浴をされているはずなので、
まず聴く
特に沐浴の準備と、沐浴後の片付けはネットで調べると出てはきますけども、各家庭で設備が違えば、やり方も変わります。
なので、奥さんに普段はどんな手順でやっているかを聴いて、メモして、最初は側で見てもらって、やり方を覚えていきましょう。
私だけの意見ではこころもとないので、今回は仕事で新生児を扱っている看護師の妹に聞いてみました。
「沐浴で父親が気を付けることってなんかある?」
「気をつけることは母親と同じ、父親だけが気をつけることは特にない。だがこれだけは言いたい。沐浴は肌をきれいにするだけではない。保湿して、着替えして、片付けまでが沐浴!沐浴しました、じゃあママにパス、では休めないから!!!」
何とも参考になる話です。
父親が赤ちゃんを沐浴できれば、その時間、母親は身体を休めることができます。
産まれてからしばらくは2~3時間ずつしか寝れない母親にとってはそのちょっとの時間が大切。
そのちょっとの時間のためにも、まず聴いて、そしてどこからどこまでやるのか話し合って明確にしてから取り組むと、お互いストレスなくその時間をつくることができるんじゃないでしょうか。
友人の新米daddyから、やってみてどうだったか、今度聞いてきます。
こんな感じで、わからないこと、不安なこと、悩んでいることがあったら、メッセージやコメントまたは下記の問合せフォームからご連絡ください。
できる限り答えていきたいと思います。
わからないところは妻をはじめ、周りの専門家にインタビューして回答しますので、よろしくお願いします。
やりたいことより好きなこと、人の役に立つことをする~サロン・ド・ダディを始めたきっかけ3~
やりたいことをやっていたのに、「見ていて辛そうだった」と言われた1年半。長男は言葉もしゃべるようになり、スクスクと育っていくなか、もうすぐ次男が産まれるとき、
「なぜこれをやらないの?」
急遽始まった妻からのコンサル。
妻は私にこう言いました。
- 男性で夫婦のこと、家庭のこと、育児のことを学ぶ人は少ない。そこに価値がある。
- 文章を書く、編集する、考えることが得意分野なはずなのに、なぜやらないのか
- やりたいことよりも好きなことを、世の中で困っている人の役に立つことを始めることが先。
この中で、特に得意分野について、今までの人生を振り返れば、文章を書くことに関係する出来事はたくさんありました。
- 小学生の時の作文は400字詰めで10枚以上書く
- 中学生の時の卒業論文(そういうのがある学校でした)を数万字書く(レポート用紙60枚くらい)
- 大学生の時に懸賞論文で賞金と食堂のタダ券を毎年獲得
- 大学院生のときに講談社の会員制雑誌にてサイエンスコラムを執筆したり、今となっては同業の会社の雑誌でコラムを共同で書いたりしました
- そして今は出版社で企画・編集を経て、制作(レイアウトや装丁を決める)の仕事に就いています。
たぶん私の人生には「伝える」が何かしらの重要なキーワードになっているのでしょう。文章だったり、プレゼンだったり、伝え方も色々あると思いますが。
妻にはそれが分かっていました。そしてそれを最大限発揮するための戦略もわかっていました。
今までたくさん勉強してきたことを活かして、理想の夫・父親になってほしい。そしてそういう男性をもっと増やしてほしい。うまくいかないときがあっても、辞めずに続けて壁を乗り越えてほしい。
それが妻からのメッセージでした。
アドバイスを求める人は最も身近にいました。
そしてそれはとても的確でした。
メッセージを受けて、始めようと思ったことが
- 育児、家庭に積極的に参加したい、参加する男性に有益な情報を発信すること
- 父親同士が繋がれるまずはリアルな場所を作ること
- 妻が笑顔になって、子どもが幸せになるものを作ること
でした。
そして考えたのがこの『サロン・ド・ダディ』です。
名前にパパを入れるとふんわり、可愛くなってしまう気がしたので、ダディを入れたかった。既にある他の○○ダディという組織やサービスとは当然別の名前にして、繋がる場所であることがすぐにわかる名前にしたかった。ということがあって、この名前になりました。
サロン・ド・ダディでは今後、
- 家庭、育児に積極的に参加している、または参加したい父親同士が繋がれる場所を作る。リアルだけでなくオンライン上でも作っていきます。
- 「妻を笑顔にする」男のサロン・ド・ダディとして、妻を笑顔にするための情報を発信します(ブログはもちろん、それ以外でも情報発信し続けます)。
- 父と子が一緒に参加するイベントを企画する。
ことを主軸において活動していきます。
そして、実は情報発信という面から公式ホームページを作っていました。
まだ製作途中のところもありますが、少しずつ作りこんでいきます。
これからどうぞよろしくお願い申し上げます。
今日ここに至るまでの様々な経験をまとめて得た教訓は
「話を聴く」
肝に銘じて、日々精進して参ります。
順調に思えたその裏で~サロン・ド・ダディを始めたきっかけ2~
こんにちはサロン・ド・ダディです。
サロン・ド・ダディを始めたきっかけその2です。
鬱から回復後、自分の本当にやりたいことをやろうと立ち上がり、様々な経験をしました。やりたいことをやるってなんて楽しいんだ!そう思っていました。
2018年のGWは京都で400年続く酒蔵のお掃除プロジェクトを企画して、日本中から参加者を募ったり、夏は新潟県の県立高校のPTA向けに講演会をしたりと、色々動きまくっていました。
ちゃんと前に進めているという実感も感じていた裏で、家では全然うまくいってませんでした。
妻とは衝突し、感情的にさせてしまったことも一度や二度ではなく、「家に帰りたくない」と思う日もありました。
いま振り返れば、どう考えても私が悪い。一方的に自分がやってることに対して「なんでわかってくれないんだ!?」と考えを押し付けていましたし、頭の中は当時やっていたことで常にいっぱいいっぱいで、妻の話を聴く耳を持っていませんでした。聞いてはいましたが、聴いてはいませんでした。休日も外に出ていって、家にいる時間も少なく、まともにコミュケーションもとっていませんでした。
次男の妊娠が判明しても、その姿勢はほぼ変わらず・・・。
家のなかがうまく回らなければ、他のこともうまく回るわけありません。
「妻を笑顔にする」とは程遠かったです。
このままではいけないと、改善しなければと考えているうちに、また妻と衝突。
そのとき妻から言われました。
「それ、本当にやりたいことなの?やってて辛そうにしか見えない。目に見える成果もないし。」
衝撃でした。そして、そう見えてたのかと、初めて知りました。
さらに妻からは
「わたしだったらこうする、現状であなたの能力が活かされているとは思えない」
と言われ、急遽深夜のビジネスコンサルが始まりました。
つづく