やりたいことより好きなこと、人の役に立つことをする~サロン・ド・ダディを始めたきっかけ3~
やりたいことをやっていたのに、「見ていて辛そうだった」と言われた1年半。長男は言葉もしゃべるようになり、スクスクと育っていくなか、もうすぐ次男が産まれるとき、
「なぜこれをやらないの?」
急遽始まった妻からのコンサル。
妻は私にこう言いました。
- 男性で夫婦のこと、家庭のこと、育児のことを学ぶ人は少ない。そこに価値がある。
- 文章を書く、編集する、考えることが得意分野なはずなのに、なぜやらないのか
- やりたいことよりも好きなことを、世の中で困っている人の役に立つことを始めることが先。
この中で、特に得意分野について、今までの人生を振り返れば、文章を書くことに関係する出来事はたくさんありました。
- 小学生の時の作文は400字詰めで10枚以上書く
- 中学生の時の卒業論文(そういうのがある学校でした)を数万字書く(レポート用紙60枚くらい)
- 大学生の時に懸賞論文で賞金と食堂のタダ券を毎年獲得
- 大学院生のときに講談社の会員制雑誌にてサイエンスコラムを執筆したり、今となっては同業の会社の雑誌でコラムを共同で書いたりしました
- そして今は出版社で企画・編集を経て、制作(レイアウトや装丁を決める)の仕事に就いています。
たぶん私の人生には「伝える」が何かしらの重要なキーワードになっているのでしょう。文章だったり、プレゼンだったり、伝え方も色々あると思いますが。
妻にはそれが分かっていました。そしてそれを最大限発揮するための戦略もわかっていました。
今までたくさん勉強してきたことを活かして、理想の夫・父親になってほしい。そしてそういう男性をもっと増やしてほしい。うまくいかないときがあっても、辞めずに続けて壁を乗り越えてほしい。
それが妻からのメッセージでした。
アドバイスを求める人は最も身近にいました。
そしてそれはとても的確でした。
メッセージを受けて、始めようと思ったことが
- 育児、家庭に積極的に参加したい、参加する男性に有益な情報を発信すること
- 父親同士が繋がれるまずはリアルな場所を作ること
- 妻が笑顔になって、子どもが幸せになるものを作ること
でした。
そして考えたのがこの『サロン・ド・ダディ』です。
名前にパパを入れるとふんわり、可愛くなってしまう気がしたので、ダディを入れたかった。既にある他の○○ダディという組織やサービスとは当然別の名前にして、繋がる場所であることがすぐにわかる名前にしたかった。ということがあって、この名前になりました。
サロン・ド・ダディでは今後、
- 家庭、育児に積極的に参加している、または参加したい父親同士が繋がれる場所を作る。リアルだけでなくオンライン上でも作っていきます。
- 「妻を笑顔にする」男のサロン・ド・ダディとして、妻を笑顔にするための情報を発信します(ブログはもちろん、それ以外でも情報発信し続けます)。
- 父と子が一緒に参加するイベントを企画する。
ことを主軸において活動していきます。
そして、実は情報発信という面から公式ホームページを作っていました。
まだ製作途中のところもありますが、少しずつ作りこんでいきます。
これからどうぞよろしくお願い申し上げます。
今日ここに至るまでの様々な経験をまとめて得た教訓は
「話を聴く」
肝に銘じて、日々精進して参ります。