salon de daddy’s diary

このブログでは私自身が結婚以来、悩んできた夫婦関係や家庭での父としての在り方、育児のかかわり方への悩みなどへのひとつの答えを、自分が学んできたことと自分の体験談を元に発信していきます。

授乳は毎日500kcal消費する

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こんにちはサロン・ド・ダディです。

今日は授乳について、父親たちに知ってほしいことを書きます。

 

まず母乳について

母乳は赤ちゃんにとって必要な栄養素(ビタミン、ミネラル、タンパク質、脂質、水分など)が含まれているだけでなく、赤ちゃんを感染症から守るための抗体も含まれています。赤ちゃんにとってのスーパーフードです。母乳に含まれる成分は今なお、世界中で研究が進められており、本当に様々なものが含まれています。専門用語ですがmicroRNA(遺伝子の発現に影響を与えるもの)なんかも1000種類以上含まれているらしい。母乳すげぇ。

 

この母乳、個人差はあれどおよ100mLで65kcalです。

 

仮に1回の授乳が100mLだとして、3~4時間おき、一日に6~8回だとすると約500calを赤ちゃんは摂取していることになります。

 

この500kcal、どこから出ているか、もちろん母乳を出す母親の身体からです。

母親は毎日授乳によって500kcal消費しています。

 

もし、運動で500kcal消費しようと思うと・・・

  • 水泳平泳ぎで約50分
  • サーキットトレーニング約60分
  • ランニング1時間以上

などに相当します。さらに授乳は3~4時間間隔で昼も夜も関係ありません。授乳後に赤ちゃんがすぐ寝てくれればいいですが、そうもいかず、次の授乳まで抱っこしっぱなしで起きているときもあります。

授乳は産後の女性の身体にかなりの負担をかけます。

 

授乳だけして、母親は楽な生活を送っていると、ありえない勘違いしている男性は毎日上記の運動を約1年間またはそれ以上続ける自信はあるだろうか。

たぶん無理だろう。自分は無理です。

 

授乳について知っていれば、女性にかける言葉や思いやり、意識が変わるはず。

世の男性には知っておいてほしいです。

 

授乳について調べていると、「母乳育児ダイエット」という単語をよく見かけます。これを見るたびに女性というか母親って逞しいなぁって思います。女性は強い。

 

また母親が摂取している食事は母乳にもかなりの影響を与えます。そのせいか大学病院などの両親学級などでは、母乳のみじゃなくてミルクも上げるようにしてほしい(ミルクは栄養素のバランスが完全に計算されたものです)と指導されます。恐らくずーっと栄養状態がいい母乳を出すのが難しいと病院側が考えているからだと思います。

 

授乳中に摂取した食事が自分の血肉になるだけでなく、赤ちゃんの血肉にもなるとしたら、どんなものを食べますか?

添加物とかどうのこうのの前に、まずはタンパク質、脂質、糖質のバランスをしっかり考えた食事にしてほしいなと思います。添加物控えようと思うのはそのあとです。

 

授乳に関して、消費カロリー、食事などの観点でまとめてみました。

男性にも是非知ってもらいたい内容です。